今日は民主党の代表選挙があります。
民主党代表が次期首相になるのでしょう。
私は以前、政治に関してそれほど熱心ではありませんでした。
今もそうです。
でも今、政治と経済が今まで以上につながりが強くなったのを見て、「自分の仕事に関係ない」とも言えない時代になってきているのではないでしょうか。
勿論以前からも、政治と経済は一体のものでした。
しかしバブルの時などは、経済一流、政治三流と言って、経営者は政治と一線を引いた立ち位置にいたように思います。
そこには政治的主義・主張が無く、商売となればどこの国に対しても、政治的トラブルを避け、「頭を低くして」入って行きました。
政治の主義・主張とは無関係に商売第一で仕事をしました。
それが「エコノミックアニマル」と言われた一因でもありました。
しかしバブルが弾けてから、GDPは伸びず、デフレ経済の中、経済は三流にまでなりました。
民主党政権になってからの政治の不安定さ、それによる国民生活の影響は大でした。(だからと言って自民党がいいと言っているわけではありません。)
そして今回の大災害を契機に、今ほど政治動き1つで日本の経済、国民生活が大きく影響されそうな時はないように思います。
私は、「増税」と「国債の日銀引き受け」を注目しています。
もしも政治が誤った方向に行って、不安材料が増えてくると、国民はより一層自己防衛体制に入るかもしれません。
企業や富裕層の海外逃避が増える可能性は大です。
最近の報道では、個人の普通預金が増えているそうです。
収入が少なくなっているのに貯蓄思考が高くなっているのです。
それも自己防衛の一つかもしれません。
今日の民主党代表選挙を注目しています。