昨夜、昭和歌謡のライブに行ってきました。
私の友人がギターとボーカルをするというので、妻と行ってきました。
この友人の事は前にも書いたかもしれませんが、大手旅行会社の取締役までして60歳の定年できっぱり仕事を辞め、趣味の音楽の世界に入り込んでいます。
彼はこのバンドではギターを弾いていますが、時にはジャズバーでウッドベースも弾き、また尺八はプロ級です。
ボーカルとして訓練のためボイストレーニングにも通っています。
時折尺八の先生として私たちの母校の邦楽部にも指導に行っているそうです。
なかなか忙しそうです。
この昭和歌謡のバンドは夏には北海道各地で演奏活動もして来ました。
昨夜はOtone(オトン)という雑誌の取材も入って、盛んに写真を撮っていました。
そんなこともあり、昨日のバンドメンバーは特に力が入っていたようです。
バンドメンバーは2人の若い女性の他はおじさん(オトン)です。
まだ現役のおじさん、既に自由の身のおじさん、立場は違いますが趣味の世界に生きる元気なおじさん達です。
Otoneという雑誌は40~50歳代をターゲットにしている北海道の雑誌なので、取材ターゲットとしてはこのバンドはピッタリです。
昨夜のライブ会場は30席位のバーで行われましたが、50名程が集まりビッシリ。
窮屈な思いで2時間近く座っていましたが、スカスカのライブより窮屈なライブの方が盛り上がります。
そのほとんどが年配の女性。
こちらの方も元気で、大きな掛け声出て、和気藹藹のライブでした。
何においても、何かに熱中できるものを持つことは人生を幸せにするのだと再認識しました。
帰り道、妻とは「私たちも元気でいれる70歳までの10年間どう生きるかだね」と話しながら帰りました。