人の思考に悲観的思考と楽観的思考があります。
どちらかというと悲観的思考をする人が多いのではないでしょうか。
日本は長い間デフレ、不況が続き、人の心もより一層悲観的思考が占めるようになっています。
昨年の大震災や災害が起きるともっとその気持がより強くなります。
今日のニュース番組で、太陽の活動が停滞期に入り、地球は温暖化でなく冷たくなり、ミニ氷河期になると報道されていました。
300年前にも同様な状況になり、その時大飢饉が起きたそうです。
また最近、日本中の各地で大地震がいつ起きてもおかしくないという情報が流され、また富士山がここ数年で大爆発を起こし、首都圏が活動停滞するという話もあります。
数年前はそんな話は週刊誌で興味本位に掲載されていた、信憑性が疑われる程度の情報でした。
ところが昨年大震災が起きてから、それらのことがテレビや新聞で堂々と取り上がられ、将来の不安が益々高まっていきています。
また、日本の経済ももうそろそろ国債暴落、ハイパーインフレの恐れがあると言われています。
ここまで悲観的要素が溢れてくると、悲観的にならざるを得なくなってきます。
これに対し自分1人の力はあまりにも非力に見えてしまいます。
だからと言って単にそれらのことに目をつぶり、楽観的に生きればいいかというとそうでもありません。
今必要なのは、悲観的のことに備えをしつつ、その変化を受け止める柔軟な発想を作り上げていくこと。
個人が出来ることはそれしかないのです。
万が一、日本のどこかでまた大震災が起きたら、日本は大変なことになります。
精神的にも経済的にも耐えきれないほどの痛手を負うことになるかもしれません。
その時はもはや、国や自治体に頼ることは出来ません。
助けてくれません。
自分の力で生き抜くり力が求められます。
大げさに言えば、これからは益々個々の人間の力が試される時になりそうです。
私達が今必要なのは「悲観的に備え、楽観的な発想をする力」ではないでしょうか。
今日は自戒を込めて書きました。