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株式会社ヤマチオフィス

起業メンター日記

素直にお願いをする

半月ほど前、千歳空港へ向かう電車の中で感じたことです。

朝一番に飛行機に乗ろうという人達で込み合う電車です。

札幌駅の1つ手前の琴似駅から私は乗ったのですが、ある若い人が座席に荷物をのせ2人分を占有していました。

私は天の邪鬼ですから、そういうのを見るとあえてそこに行って「すみません。座らせて下さい」と言うのですが、その横に空席ありましたのでそこに座りました。

札幌駅では、多くの人が乗り込んで来ました。

でも先ほどの若い人は知らんぷりで寝た振りしてしています。

立っている人も多くいたので、お節介でもある私は「席を譲って上げたら?」と言おうとしました。

でもその時「ちょっと待て!」という言葉が私の頭に浮かびました。

「私が言うことではない。座りたいと思っている人が自分で言えばいいのでだ」と。

それで暫く見ていました。

誰1人「すみません。席譲ってください」と言った人はいませんでした。

寝た振りの若い人も譲ろうとしません。

立っている人達は、時折彼の顔を冷たく見つめるだけ。

それを見ていると可笑しくなってきました。

して欲しいのに、して欲しいと言わない。

ただ相手が気付いて譲ってくれることだけを期待している。

人がしてくれるのを待っているのか。

素直に「済みませんお願いします」と言って、「はい。どうぞ」といえいる関係がいいのです。

もう1つ。以前私が経験したことです。

込み合う電車で吊革につかまっている時、ある駅でお婆さんが乗って来て、私の傍に立ちました。

その前に座っている若い人が友達とおしゃべりして気付いていないようです。

それでお節介の私は「すみません席を譲ってあげませんか?」聞くと、その若い人達はすぐ立ち上がり、どうぞと快く譲ってくれました。

お婆さんは申し訳なさそうにしながら座りました。

普通はここで終わりなのですが、続きがあります。

その後3つくらい後の駅で、先ほどの若者が私のところに来てこう言いました。

「先ほどはありがとうございます。気付きませんでした。教えていただいて良かったです。」と言って降りて行きました。

彼らが近づいてきた時、文句言われるかと思ったのですが、その逆です。

ビックリするとともに、「嬉しいな」という気持ちが湧いて来ました。

この時はお節介して良かったと思いました。

そして素晴らしい若者がいるモノだと、その日1日楽しかったことを覚えています。

今でも時々その時のことを思い出し、あの若者はいま何をしているのかと想像が膨らんでゆきます。

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