内閣府から自殺に関する資料が公表されました。
「自殺に対する成人の意識調査」です。
それによると4人に1人は自殺を考えたことがあるということです。
特に20代が一番高く28.4%いるそうです。
実際に自殺者も増加していて、日本では8年間連続して3万人を超えています。
原因を雇用問題などの社会環境の悪化と言う人もいます。
それもあるでしょうがそればかりではないと思います。
私が若い時には哲学的な自殺という風潮がありました。
そして実際に自殺について考えた人は多かったように思います。
どこまで真剣に考えるかは別に、大人になる過渡期にぶつかる成長へのステップだったのでしょう。
だからと言って自殺を勧めているわけではもちろんありません。
ただ、「生と死」を考える時期は成長段階にはあるはずです。
確かに生活に悩んで苦しんで、結果自殺を選ぶ人はいます。
それを防ぐための方策の色々考えられています。
防ぐために私が一番いいと思うのは、幼い頃に地獄について教えることです。
強烈な絵を見せられ、語って聞かされると、夜が怖くなるくらいショックを受けます。
「悪いことをせず、いいことをしなさい。そうしないと地獄に落ちるぞ!」
「自殺すると地獄に落ちるんだぞ!」と教えるとその怖さを一生忘れません。
私も小学生低学年の頃、祖父から地獄の絵を見せられ、語って聞かされたことしっかり覚えています。
それは大人になっても理屈抜きで恐いモノだと思っています。
それが怖くて、たとえ自殺を考えても実際には出来なくなるはずです。
自殺すると、今以上に苦しく辛い地獄に行ってしまうかもしれない。
そう思うと自殺の抑止力になります。
「トラウマになるから子供の精神上良くない」という人がいるかもしれませんが、それ位の強烈な思いを感じさせないと後々後悔することになります。
最近「絵本地獄」という本が売れているそうです。
小さい子さんがいるお母さんはぜひ読んで語って上げて下さい。
それも大事な子供を守ることだと思います。