今朝の新聞にパナソニックの本社人員を半減すると載っていました。
その他のソニーやシャープ等の家電業界も大変です。
日本航空も再建途中ですが、一度倒産しています。
一流会社に勤めれば安心という幻想がドンドン崩れています。
それでも「一流大学を卒業し、一流会社に入る」という志向はまだまだあります。
公務員志願者が増えているのはその安定を求めてでしょう。
でも皆が公務員になれば、誰が税金を作りだすのでしょうか。
私も5人の子供の親です。
子供達が安心で楽しく暮らせてくれればと願うと、安定志向に行きがちです。
しかし、これからはそうは言っていられません。
1人1人が自立した生き方をしていかなければ、生き残っていけません。
これからは今までの様な「優しい社会」から、「厳しい社会」に方向転換していくのですから。
たとえ今、就職し安定した生活であっても、いつどうなるか分かりません。
それに備えるには勉強でしょう。
その勉強は単に資格を取るためのものではありません。
生きる為の心構えを作ることであり、自信をつけること。
何があっても家族を養っていけること。
その為に今何をするか、良く考えてなければなりません。
身体に自信のある人は、「いざとなれば土方でもやるぞ」と体を鍛えることでもいいでしょう。
今まで身に付けた仕事の経験・知識・人脈を使って起業することもいいでしょう。
目的を持ってその勉強をすることです。
一番いけないのは「自己満足だけの勉強」です。
これによって付けた資格などが逆に自分で壁を作り、それ以上のことを考えられなくさせます。
大切なのは人格向上のための勉強、次に習慣を変える為の行動。
考えが変わり、行動が変われば、結果も変わります。
変わっていく自分が自信を持ち、新しきことへ挑戦して行きます。
今こそ、真っ当な考えを身に付け、行動する時です。