私はよく、武沢信行さんが書いている「がんばれ社長!」のメルマガを読んでいます。
昨日のメルマガに書かれていた内容を紹介します。
そこに書かれていたのは「俺のイタリアン」というお店です。
ご存じの方もいるのかもしれませんが、私は全然知りませんでした。
そのお店は、本格的なイタリアンのお店にもかかわらず、ほとんどの席がカウンター席。
シェフはミシュランのお店などで修業した腕の確かな料理人。
カウンター席の為、お客の回転が良く、その為本格的イタリアンを安い料金で提供出来ているようです。
その一例として、私は飲んだことがありませんが、かの有名なドンペリが1杯1000円です。
1日7杯限定ですが驚きの値段です。
一般的な飲食店では原材料費30%、人件費 30%で設定されます。
しかし「俺のイタリアン」では原材料費を45%、人件費25%で計70%もコストがかかります。
高コストですが、回転率の高さによって1店舗の売上げは月間で1000万円、15%~20%の営業利益が出ているようです。
すごくいい数字です。
この「俺のイタリアン」の他に「俺のフレンチ」という店も展開しているそうです。
そしてこの経営者が「ブックオフ」創業者の坂本孝さんだそうです。
坂本さんは稲盛和夫さんが主宰する盛和塾の塾生の1人です。
ブックオフの社長の時から各地で行われる盛和塾の例会にはほとんど顔を出していました。
その坂本さんは「ブックオフ」から離れた時、一時意気消沈しているように見えました。
それが暫くして、「坂本さんが飲食業に進出したようだよ」という話を聞きました。
その店が「俺のイタリアン」だったのです。
坂本さんは今69歳。
その歳に驚きです。
私が「もう歳だから」と言ったら笑われそうです。
「俺のイタリアン」はぜひ一度は行きたい店です。
今度上京した時の楽しみがまた増えました。