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株式会社ヤマチオフィス

起業メンター日記

過度の期待

先日妻と話していた時の話題です。

最近、子供達は周りの大人達から、「あなたには特別の才能がある」とか「あなただけの能力がある」とか、選ばれた人間のように言われる風潮があります。

そんな風に言われて子供達はそれを見付けられるでしょか。

自分の好きなことさえ見付けられない子供たちも多いはずです。

周りから「あなただけが特別な能力がある」子供だと言われて、素直に信じ、探すとしても見つからない。

結果、それは見付けれられなかったという余計な劣等感を与えていることにならないでしょうか。

中学生、高校生、大学生になるにつれ、そんな能力が見つからず自信を無くしている子供が増えているように思います。

今の大人だって見付けられない人が多くいるはずです。

それを子供に過大な負担を与えることはないです。

それよりも、何でも今、一生懸命頑張ることが素晴らしいことと教える。

そのことが大切です。

子供はその成長の時々に、一生懸命遊び、勉強している内に何かを見付けていきます。

楽しいこと、苦しいこと、悲しいことなどを経験しながら、人の痛み、喜びを知って行くうちに、社会とのかかわりを持ちます。

その中で、好きなこと、得意なことが見つかり、運が良ければ自分の生きる道が見つかって行きます。

親は子供に過度の期待はしないこと。

親と言う字は「木の上に立って見る」と書きます。

親は子供の最大の応援団。

それでも遠くから子供を見守る。

それが大事だと思います。

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