「パンのふりかけ」という商品をご存じでしょうか?
私は知りませんでしたが、昨日ネットのニュースで知りました
ハウス食品が今年の2月に発売した「トーストシーズニング」というものです。
それはシナモンシュガーで、パンにかけて食べます。
ハウス食品は香辛料を中心商品としているので、当初は香辛料売り場に置いたいたそうです。
ところが売り出してみると期待したほど売れません。
そこで、ある営業マンがスーパーにお願いして、それをパン売り場に置いたところ売上が15倍になったそうです。
同じ商品が売り場を変えただけで飛躍的に売れる。
これはどの業界でも共通する事例でしょう。
昔レナウンが消臭効果の高い靴下を売りだしました。
ところが全然売れませんでした。
そこで名前を変え、電車の「通勤快速」を文字って「通勤快足」としたところ爆発的に売れました。
商品そのものは変わっていいません。
商品名を変えただけ、それだけで爆発的に売れたのです。
売る側の固定概念が強過ぎると売り方の選択肢が狭まってしまいます。
売れないと悩んでいる方!
「売り先」「売り方」「売る場所」をもう一度検討してみてはいかがですか?