私が主宰しているしている勉強会でのお話しをご紹介します。
その勉強会の教材は稲盛和夫さんの「心を高める 経営を伸ばす」という本です。
今月の勉強会は先週の木曜日に開きました。
15名ほどの方が参加されます。
会社を経営している人は2人ほど、後は起業をしようと考えている人達です。
30歳代から60歳代までさまざまの職業に人が参加します。
「道を切り開く」「生きがいをつくる」「仕事を好きになる」「ひとつのことに打ち込む」「日々新たに創造する」の項目について読み、参加者の感想や考えをお聞きします。
様々な考えと共に経験も披露してくれます。
その中で、看護のお仕事をされている人のお話しです。
最近、病院内の配置変えがあり、彼女は初めて介護病棟の担当になりました。
そこで仕事をしている時「フッ」と気付いたことは、お世話をしている人のおしっこやウンチが汚いものと思えなくなったというのです。
おしっこやウンチが出ると「嬉しい」と思えてしまうのです。
以前は、同じ看護の仕事をしている時、そういう気持ちにならなかったと言います。
介護の現場で、患者さんのおしっこウンチがチャンと出るということは身体がまだ丈夫だという証拠。
それが確認できて嬉しいのです。
自分の仕事に打ち込み、その仕事を好きになっているのです。
私はなかなかそこまでに気持ちななれません。
介護のお仕事をされている人の多くはそうなのでしょうね。
いいお話を聞かせていただきました。