自宅の私の机の上に万年筆用のインク瓶があります。
そのインクの色は「月夜」と「山栗」です。
以前に文房具店で見付けて買いました。
今までインクの色としては黒・青・赤の3色で、せいぜい青がブルーとブルーブラック位でしょうか。
私が買ったインクはパイロットが発売している、「色彩雫(いろしずく)」シリーズにあります。
このシリーズは24色あり、微妙に違います。
名前付けも「朝顔」「松露」「紅葉」等日本の色シリーズになっています。
私は最近葉書や手紙を書くことが少なくなりましたが、書く時はそれなりに気を使います。
相手に自分の気持ちを伝えようとすると、文面を考えるのと一緒に、どのような葉書で、どのような色のインクを使い、ワンポイントの絵を入れるか。切手もどんな切手を貼るかまで考えます。
以前に自分で作った篆刻も押したりします。
それは相手に自分の思いを伝える工夫です。
実際は受け取った人はそれほど思わなくても、出す側の思いです。
そんなことを思う人が増えているのでしょうか、最近は葉書や手紙の「出し方」の本が良く出ています。
文書内容の「書き方」の本は以前からありました。
でも今は如何に印象深い葉書や手紙が書けるかに力点が置かれています。
葉書や手紙は仕事でも大切な営業手段です
葉書1枚で仕事に繋がった事例は沢山あります。
私も経験しています。
その効力は絶大です。
現代は何でもメールで済ませる時代です。
そんな時代だからこそ、1枚でも心込めた葉書出してみませんか?