昨夜は盛和塾の新年会でした。
新年会では出席者各自から今年の抱負を数字を交えて発表していました。
そんな中、私と同じテーブルに座ったAさんから、「今日やっと解放されました!」と言ってきました。
昨年はAさんにとって最悪の年だったそうです。
Aさんの会社は仕事のミスから何千万の負債を負い、それの返済するために大変な苦労をしたそうです。
自分の給料を何カ月も全額カットし、社会保険も払わず、蓄えも底を突くほどだったそうです。
自分の体の半分は「もうダメだ」、もう半分は「何としてでもやる」と心が揺れ動き、苦悩続きでした。
それを励ましたのは奥さん。
奥さんがいなかったらおかしくなっていたと言います
奥さんに感謝していました。
そのような中、今日大きな売上げが入り、その負債もわずかのところまで来て、目途がついたそうです。
余程嬉しかったのでしょう。
「今日は美味い酒飲むぞ!」と叫んでいました。
会社を経営していれば、大きい小さいはあるにしても、落ち込むことはいくらでもあります。
それでも経営者は果敢に挑戦していくのです。
だからこそ経営者はすごいと思うのです。
自分だけのことを考えれば辞ることはいつでも出来ます。
その方が楽です。
でも従業員、取引先そして家族のことを考えれば頑張れるのです。
頑張った後にこそ、仕事をやり終えた充実感・使命を果たした達成感を味わえれるのです。
それを味わってしまうと、経営者は社長を辞めれなくなります。
1度ならず、何度も落ち込むことがあっても、充実感・達成感があるからまた起き上がれます。
先ほどのAさんは今回のどん底を契機に大きく変わるかもしれません。
頑張れAさん!