先日の新聞にイオンが社内で「起業家育成塾」を始めたとう記事がありました。
イオングループ従業員の中からアイディアを募り、選ばれた人には社内外の経営陣が講師となり、事業化ノウハウを伝授します。
1期生は40名ほどが選ばれ、その後も年に1~2回のペースで募集します。
従業員のアイディアを新規事業に生かすことを目的としています。
以前多くの企業で試みた「企業内起業家」の育成でしょう。
起業家育成と言うとリクルートがすぐ頭に浮かびます。
リクルートでは会社が社員を育成するというより、社員が入社する時に将来に起業することを念頭に置いて仕事をする人が多いそうです。
以前聞いた話では30歳頃には退社して起業するとのことでした。
確かに私の周りにも元リクルート社員で起業し成功している人達が多いです。
イオンとリクルートではその社員の起業に対するモチベーションは違うかもしれません。
しかし何かに挑戦しようとする思いは大切です。
企業の使命としても「人を育てる」があります。
多くの起業家が育つことを願います。