今朝の日経新聞の「春秋」に「東大阪の街は看板の偽りが多い」と書いてあります。
それは悪い意味ではなく、お客様の要望に「どないかします」という言葉で引き受けた結果です。
こんな部品を作れないかと言われれば、決して無理と言わない柔軟性と積極性を評価しているのです。
結果看板と違う方向へ会社が向かってしまった姿と言えます。
株式会社豊田自動織機もその名前とは違うトヨタの自動車を作っていました。
一般的には会社の名前を見ただけでその会社を想像してしまいます。
私は以前「株式会社〇〇興業」と「興業」いう名前がついた会社は「暴力団系」かと思っていました。
でも喜劇の吉本興業、東京の大手バス会社の国際興業などしっかりした大手企業もあります。
同じ「こうぎょう」でも「工業」はモノを作ること。
「興業」は新しく事業を興すことや産業を盛んにすること
「興行」は芸能スポーツを催すこと。
色々と会社の名前を見ていると、創業者の会社に対する思いが見えてきそうです。