G8サミットが終わったようです。
アベノミックスがおおむね評価されましたが、それと同時に財政の健全化を約束させられました。
日本政府は8月をめどに中期財政計画をまとめる予定で、具体的な歳出削減策などを提示する予定です。
今の日本の財政を見ると大変不安です。
現在47兆円の歳入に対して国債費(利払いや償還費用)は22兆円に達しています。
借金返済に歳入の約半分使われています。
今度の財政計画では、きれいごとの提案ではもう済まされません。
そして政治家は言わなければならないことは、たとえ国民に強いることであっても、発言していかねければなりません。
今、ネットやマスコミで有名人や政治家の失言に対してバッシングが発生しています。
人を貶めるような発言に対しては責められても仕方がありません。
しかし、政治家は日本の政治に対して重要だと思うことに対しては、国民におもねることなく発言しなければなりません。
会社経営もそうです。
社長は社長としての責任において会社経営しています。
会社を倒産させないように、辛いことでも、しなければならないことは社員に強いらなければなりません。
もしも「社員に好かれよう」と思た時点で社長失格です。
上に立つ者の気概が試される時です。
これから政治・経済環境において日本社会は厳しい現実を迎えそうに思います。