テレビを見終わって気付くことがあります。
あれ!何を見ていたのか?
物忘れが激しくなったわけではありません。
漫然と「見て」いただけなのです。
日本語の「みる」には「見る」「観る」「診る」「看る」等があります。
普通は「見る」事が多いです。
自分で意識すると「観る」事が出来ます。
「観劇する」も注意して見ることです。
「観察」は「観る」の意味をよくあらわしています。
「大事なことを見落とした」という時は注意力散漫な時に起きます。
人は訓練によって失敗を防ぐことが出来ます。
それは「観る」訓練をすること。
意識を持って事に当たる。
「有意注意」になります。
「有意注意」の時は「観る」目を持たなければなりません。
これは人の上に立つ者の条件のように思います。