昨日の日経新聞の生活面に「世話焼きおばさん 頑張る」と題した記事が載っていました。
昔近所に良く居た「世話焼きおばさん」はもういないのかなと思ったのですが、しっかり頑張っているようです。
お見合い相手を探すばかりでなく、高齢者や障がい者のお手伝いをしています。
日帰りツアーを企画し、参加者を募り、仲間作りのお手伝いをしたり、地元役所と協力して婚活ツアーに同行したり、地域の助け合い関係を深めようとイベントを企画したりしています。
この記事には「おせっかいのコツ」というのが紹介されています。
1.出し惜しみせず全力を尽くし、周りの人を楽しませる。
2.誰にでも出来ることを、誰にも出来ないくらい心をこめてやってみる。
3.ためらうよりもまず行動。声をかけ手を差し伸べる。
4.見返りを求めない。喜んでもらいたいからやるだけ。
5.迷惑がられても悩まない。気に入ってもらえなかった理由を考え、次に生かす。
6.思いを手紙に。相手を思う気持ちが行間から伝わる。
7.地位や立場、年齢などで垣根を作らず、笑顔で接する。
8.おせっかいには自分の子供にではなく、地域や社会に。
この中で2つ目の「誰にでも出来ることを誰にも出来ないくらい心をこめてやってみる」が気に入っています。
私も将来は「おせっかい爺さん」になろうかと思います。
この記事の最後に「『利己』を求めてゆき過ぎた孤独の時代が、『利他』の方向に揺り戻される。その象徴が『世話焼き』『おせっかい』なのかもしれない」と書いてあります。
考えさせられました。