1日、2日と仙台に行ってきました。
また稲盛和夫さんの市民フォーラムでの話を聞きにです。
9月12日に函館で行われた市民フォーラムでの話と同じ内容であるとことを承知で行ってきました。
そこでまた「気付き」がありました。
「善きことを思い、善き行いをすれば、善き結果が生まれる」
これは稲盛さんがよく言われるお話です。
ご自分の体験を通してのお話です。
KDDIの前身である第二電電を作る時、「新しい電話会社をつくるというのは、本当に世のため人のためになると思ってするのか?自分の名誉・名声のためにするのではないのか?」と自分に問いました。
「動機善なりや、私心なかりしか」
また、78歳の時にJAL再建に取り組んだ時も同じことを考えられたそうです。
この市民フォーラムでのお話は、「この成功は自分の力ではなく、自分が善きことを思い、善き行いをしたから神様が良き結果を与えてくれた」と言います。
「自分が善きことを思い、善き行いをしたから良き結果が生まれた」という言葉を普段私達が使うと「自分の行いを自分で褒めている」と思われる恐れがあります。
稲盛さんは誤解されることを分かった上で、あえて「自分の行いは善き行いだったから良き結果が生まれた」と言うのです。
人から如何に思われようとも、本当に「因果の法則」が存在するということを言いたかったのだと思います。
あえて稲盛さんが誤解を恐れず話した「因果の法則」の存在を、今回改めて強く意識しました。