「愛の反対は、憎しみでなく、無関心」
これはマザーテレサの言葉です。
無関心といえば、今問題になっているジャニー問題でしょう。
少年を襲ったジャニーという大人が最悪であるのは当たり前ですが、その次にその周りにいた無関心を装っていた、ジャニーズの会社の役員・社員、所属タレント、それにそれを報道すべき立場であったマスコミ。
性被害をわかっていたはずのCM会社もそうです。
しかし、もう1つ、誰も言わないけれど、同じ無関心を装っていた者がいます。
それはジャニーズのファンクラブ会員です。
ジャニーズのことは知り尽くしていたはずのファンクラブの会員は、当然ジャニーのやっていたことは知っていたと思います。
新聞やテレビの報道の中に、ファンを大事にするという言葉は聞きますが、それだけでいいのでしょうか?
無関心だったファンに対する追求はなされていません。
残念ながら、これからも問題にならないでしょう。
「一般の人達に対するマスコミの追及はなされない」
これが今までのマスコミの体質です。
間違った風潮があれば、世間に問い正す。
大衆に迎合するばかりでなく、本来これもマスコミの仕事のはずです。