今日は起業や経営とは違う話をします。
私の義弟は外科医で、本州の大きな病院で働いています。
先日1週間ほど家族たちと一緒に遊びに来ました。
彼は救急医療現場の責任者なので、この1週間の休みは楽しみにしていたようです。
ある日彼と飲んでいる時、医療費の話しが話題に出ました。
医療費が増えているのは高齢化が進んでいることが一番の要因です。
その時義弟が言ったのは
「医者が儲け過ぎていると言われるけど、一番儲けているのは製薬会社だ」とのことです。
確かに製薬会社は儲けているだろうとは、私も思っていました。
しかし少し話を聞いてみると考えさせられることがありました。
ガンの患者を例に出しましたが、ガンの患者の治療をしようとすると、最初に検査しそして手術をします。
その費用は100万円かかるとすればそれは病院の収入になります。
本当にお金が掛かるのはその後の薬代です。何百万円もかかるそうです。
また、ガンの患者では手術しても助からないという人もいます。
そのような人にも薬を投与して治療を続けます。
その薬代も高いものです。
でもその薬を投与しても助かりません。
義弟が言うに、医者から見てそんな高い薬を投与してもほとんど効き目がないとわかっていて、患者の家族の負担が重いと思っても、医者の立場から、「無駄だからやめなさい」とは言えないのです。
確かに私の父も前立腺がんで薬を頂いていますが、保険がきいても1錠が1千円以上支払します。
父はお陰様でまだまだ元気ですが、薬で効いているのか、老人になので、進行が遅れているか分らないそうです。
平成17年度65歳以上の高齢者の医療費は16.8兆円で全体の51%になります。
今後ますます高齢者向けの医療費が掛かります。
私も4~5年で高齢者になります。
財政負担が大変の日本、これからの若い人達への負担を考えると、複雑の思いで義弟の話を聞いていました。