「分かっちゃいるけど止められない♫」は昔に流行った植木等さんの歌です。
理屈では分かっているけれど止められない。
庶民の気持ちを代弁している言葉として当時とても流行ました。
でも何かをなそうとしたら、何かを止めて始めなければならない。
それは分かっているけど出来ない。
それと反対の言葉は「知行合一」でしょうか。
「知識と行為は一体である」という意味です。
大事だと思いつつ実行出来ない。
実行するのにはどうしたら良いか。
その手助けとなるのは「習慣化」ではないかと私は思います。
大事だと思う事が100個あっても何も出来ないより、1つでも2つでも確実に身につけていく。
それには大事だと思う事を習慣にすることです。
習慣にするには1日の行動をパターン化することです。
1つの例です。
人は1日に3回の食事を摂ります。
その食事に合わて行動するのです。
持病を持っている人は食事の後に必ず薬を飲む習慣があります。
毎朝、朝食前にラジオ体操を習慣にしている人がいます。
ラジオ体操前に6時から始まるNHK英会話講座を聴く人がいます。
散歩や読書など、朝食前に色々な事を習慣にしている人は多いです。
日常行動に合わせて習慣化すると、仕事の中でも習慣化する事に慣れ、普段の考え方や行動が変わってきます。
そう言う私は100個の内まだ2・3個しか出来ていないのかもしれません。
それでも長年続けています。
そしてその数も増やしていこうとしています。
それにより、大事だと思う事が習慣化して考え方や行動が変わり、自分の人生がいい方向に向かっている気がします。
「知行合一」と「習慣化」
いい組み合わせだと思います。