昨日、稲盛さんの新刊「ごてやん」を買ってきました。
「ごてやん」とは鹿児島の言葉で「ごねる」という意味で、素直に言うことを聞かず、わがままを言って相手を困らせることだそうです。
「ごてやん」は稲盛さんのお母さんのことが書かれています。
稲盛さんはこれまで多くの本を出してきましたが、ほとんどが経営に関することや、人としての生き方について書かれている本がほとんどでした。
プライベートなそしてお母さんのことに書かれている本は初めてではないでしょうか。
この本を半分ほど読みましたが、稲盛さんは60歳を過ぎた頃より、1日に何度か「お母さん」とつぶやいているそうです。
何かあると「お母さんありがとう」とか、お酒を飲み過ぎた時は「お母さんごめんなさい」と言うのです。
本の中で、堂々と「自分はマザコンだ」と言い切っているように見えますが、それがとても微笑ましいのです。
そう言えば私も何かある度に「お父さん」とか「お母さん」と口にしています。
口にすると、いつも側にいてくれるような気持ちになります。
きっと私もマザコンなのでしょうね。