「夢を持ちなさい」
よく言われる言葉です。
確かに、夢を持ちそれを追いかける人はいます。
しかし、実際に自分の夢を持っている人はどれほどいるでようか。
時として、その夢を持たなければという思いで、無駄な「夢探し」をしている場合があります。
年末の今の時期、「来年の抱負は?」と聞かれることがよくあります。
先日テレビを見ていた時、料理愛好家の平野レミさんがこの抱負についていいことを言っていました。
「抱負なんて言われてもそんなのは分からない。
それより今自分が好きなことを一所懸命していればいい。
一所懸命していて、ふと自分のしてきたことを振り返ると1本の道になっている。」
そのようなことを言っていました。
今自分の目の前にあることを一所懸命していければそれが自分の人生。
振り返ると自分の道はしっかり1本道になっている。
そのうちに生き甲斐や、やりがいが生まれてきます。
そう考えると、人まねでない、しっかりした自分の生き方ができます。
目の前にあることを一生懸命してきた結果、多くの人や事柄に出会い、若い頃に思い描いていた人生とは違うけれど満足できる人生を送れる。
私はそう思います。