「ウソらしいウソは言ってもいいが、本当らしいウソは言ってはいけない」
皆が明らかにウソだと分かることをあえて言って、場を和ませることはあります。
しかし、あたかもありそうな話を、事実のように話す。またはネットで流す。
これは大きな罪です。
今の時代、アリそうな話です。
たとえ事実であっても、都合のいい一部の事実だけを流し、別の事実、真実を伝えないのもこれに相当します。
11月28日に稲盛和夫さんのお別れ会が京都で行われました。
そのニュースをテレビで見ていた時、アナウンサーが稲盛さんの功績の紹介の中で、「大量に人員解雇をしてJALを再建した」と伝えったことが気になってしょうがありませんでした。
確かに再建には多くの人に辞めてもらったのは確かです。しかしそれだけで再建できたわけではありません。人員整理だけで再建できたのなら、誰でも再建できたわけです。
真実は別にあるのは明確です。
テレビ局には別の思惑があるのかと勘繰ってしまいます。
「事実」と「真実」を見極める。難しことですが大事なことです。