私が鞄を意識したのは、映画007ジェームスボンドが持っていたアタッシュケースでした。
何か洗練された、スマートなビジネスマンが持つ鞄というイメージを抱きました。
007の映画が上映が始まると、アタッシュケースの大ブームが起き、皆が様々なアタッシュケースを持っていたように記憶しています。
その頃銀行員だった私も早速買いました。
物持ちのいい私はいまだにその鞄は持っています。ただ、今は道具入れとして。
私にとて「いい鞄」とはなかなか明確に定義できません。
価格は高くても、使い易く、所有している満足感があり、長く使え、長く使うほどにより愛着を増す鞄。
自分にとって究極な鞄というものにはなかなか出合えません。
高いからいいかというと、そうではありません。
鞄は男性も女性もこだわる人が多いと思います。
私の妻も気に入ったバックとか鞄は買います。
ブランドモノとか高いモノではないのですが、気に入ると買ってしまいます。
男性の場合、鞄はビジネスで使うことが多いのではないでしょうか。
鞄を見ると結構その人の性格が見えるようです。
使い古し、ヨレヨレで、手の跡がくっきり見える鞄を持っている人は、こだわりの強い人なのか?
そのような人は結構ピシッとスーツを着ているのですが、その鞄とのアンバランスが違和感を感じます。
ルイビトンなどのブランドのアタッシュケースなどを持っている人もいます。
でもビジネス用としてはどうかと思います。
お客様が引いてしまうのではないでしょうか。
鞄は長く使うと、古くなって良くなるのと、単に汚くなるのとがハッキリしているモノです。
私は革の鞄が好きです。
手垢が付かないようにマメに拭くとか、表面が擦れてきたらオイルを塗るとか手を掛けます。
今の鞄は結構気に入っています。
これからも長く使っていけそうですが、時折浮気心が出ます。
いい鞄があれば買いたいと思いながら、街を歩くことが多いです。
鞄はやはり相性ですね。