外国為替相場の見通しについてです。
私は以前から為替には興味がありました。
そのセミナーで2つのことを学びました。
1つは予想は難しいということ。
昨日は日銀の金融政策決定会合が行われ、新しい総裁を迎えて初めての会合ということで注目を浴びていました。
その結果はセミナーの間に出ました。
セミナーの講師はその証券会社の為替のプロです。
セミナーの中で、結果をまだ知らない講師はこの金融政策決定会合について「結果様相はすでに相場に織り込み済みで、ドルに対して円相場に大きな動きはないでしょう。若干円高になる可能性があります」と言ったのです。
ところがセミナー会場を出た時、円相場を確認すると円高どころか前日よりドルに対して3円近くも円安になっていたのです。
如何にプロといえども相場予想は難しいということです。
もう1つ学んだことは「72の法則です」
「72の法則」はアインシュタインが発見したと言われる法則で、銀行や郵便局に預けたお金が2倍になるまで何年かかるかを計算してしまう方程式です。
72÷金利=預けたお金が2倍になる年数
これはお金を複利で運用した時を想定しています。
現在郵便貯金は0.035%の金利です。
この金利を方程式に当てはめると2057年かかってしまうのです。
20年以上前のバブルの時はどうだったでしょう。
当時金利は約8%でした。
そうすると72÷8=9年
わずか9年でお金が倍になったのです。
同じ運用でも金利の違いで結果が大きく変わるとを示す方程式です。
この方程式のポイントは複利ということです。
利息を元金に加えながら増やす方式です。
その都度、利息を受け取り使ってしまう堪え性のない人の元金はそのままで増えません。
やはり節約こそがお金を貯める一番の要因なのです。
昨日のセミナーはためになるセミナーでした。