先日、経済アナリストであり、参議院議員である藤巻健史氏のブログを見ていましたら、考えさせる資料が載っていました。
国会で勤労者の平均年収を国税庁に質問したところ414万円だとのことです。
そうすると、400万円の年収の人で、配偶者と高校生2人いる家庭では税金や社会保障費を引いた手取り額が330万円。
次に厚労省に「配偶者と高校生の子供2人いる50歳代の人の生活保護者への給付額」を聞きいたところ、三鷹市では340万円だそうです。
生活保護者は税金も社会保障費も払っていないでしょうから、勤労者の平均と同じレベルの手取り額です。
また、生活保護家庭は医療費、介護費用、都営地下鉄代、バスなどが無料です。
勤労者は当然これらのコストは自分で払います。
この資料からは、生活保護者の方が平均的勤労者より実収入が多いことになります。
これには賛否両論あるでしょう。
でも今まで知らない実態でした。
改めていろいろ考えさせられました。