電通に厚生労働省の労働局が家宅捜索に入ったというニュースが流れてきました。
200時間を超す残業、それを会社くるみで隠蔽したという疑いがあります。
新入社員が自殺したというのがキッカケのようです。
その自殺した女性社員は東大出で、ガッツのある人だったようです。
その人が自殺したというのは余程のことだったのでしょう。
社員を自殺に追いやる会社は論外です。
働く社員を幸せにすることは社長の責任です。
一方、このような超過残業による問題が提起されるたびに、「働くことが「『苦』なんだ」という誤解が若者に広まるのが心配です。
稲盛さんがいう「誰にも負けない努力をしなさい」というのは第一に会社のトップに向かって言っている言葉です。
社長が誰よりも働いて会社を引っ張って行くのです。
そして働くことの意味、やりがいや楽しさを教えていくのが社長の仕事です。
仕事に意味を見つけ、働く喜びを社員が知れば、少しぐらい厳しい仕事でも立ち向かっていけます。
今の日本の豊かさは20年30年前頑張った先人たちの結果です。
その豊かさを20年ご30年後までに伝えて行くのは今の私達の義務です。
頑張る人を応援し支援する日本。
そんな活気ある日本を守っていかなければなりません。