ネット上でコメディアンのキングコング西野さんが出したコメントが気になりました。
「信頼関係ない相手の『イジリ』は『イジメ』」
テレビの中でお笑いの人たちがお互いイジリ合っているのを見ます。
時には自分の方から「イジッてください」と言っている人もいます。
そこにはツッコミとボケのように、お互いに信頼関係があるからこそ成り立ちます。
それなのに今日初めて会ったような人が上から目線でイジッて来るとそれはイジメでしかない。
そのようなことを言っていました。
子供達が見たテレビの中で芸人達がイジリ合っているのを面白がって、それを真似て学校でもしてみる。
そして結構受けていると思ってしまう。
そんな光景が想像されます。
しかし本来はそこに「信頼関係があって成り立っている」ことを子供達は知りません。
表面的な面白さを楽しもうとします。
イジッた方はイジメとは思っていないのかもしれません。
でもそれが「イジメ」の芽になっているのかもしれません。
大人の責任です。
そしてテレビ局などの伝える側が心していかなければなりません。
子供達はただ表面的なことばかり吸収します。
そんなことを思いました。