昨夜のセミナーは久しぶりに「良かった」と思えるセミナーでした。
周りの人達にも声をかけ参加してもらいましたが、皆さんも満足した様子でした。
それは「時間倍増セミナー」と題して、有限会社がんばれ社長の武沢さんが主宰しました。
講師は3名。
1人は武沢信行さん。日刊メールマガジン『がんばれ社長!今日のポイント』の作者で、全国3万人を超える経営者が読んでいます。
2人目は佐藤幸枝さん。一冊のマンダラ手帳だけで仕事も家庭も健康も経済も何もかもが見事にマネジメントしているマンダラ手帳の達人。
3人目は佐藤等さん。ドラッカーブーム以前からドラッカーを信奉するドラッカリアンで、「実践するドラッカー[思考編]」「実践するドラッカー[行動編]」等の著者。
この3人が3様の時間管理を話されました。
武沢さんはの話では、時間を作ることは、仕事を減らすことに気付いたと言います。
マイケル.E.ポーターの「競争の戦略」にある「何をしないかを決めること」という言葉があります。
武沢さんは時間を生む為、仕事の選別をしました。その選別基準は4つあります。
①自分の理念・価値観に合致しているか。
②自分の情熱レベルに合致しているか。
③自分の得意(競争)レベルに合致しているか。
④自分の利益レベルに合致しているか
の分野で現状の仕事を1~5までの点数を付け、その重要度を確認したそうです。
それにより無駄な仕事を見出し、それを切り捨て、今は自分の得意な仕事に特化しています。
佐藤幸枝さんは自分のマンダラ手帳を見せながらその活用方法を教えてくれました。
特に「時間は塊としてとらえる」という考え方は納得する言葉でした。
自分の人生を全て手帳で管理しているような感がし、時間を有効活用している様子が分かりました。
佐藤等さんはドラッカリアンとしてドラッカーの言葉の引用をからめての話でした。
「計画とは時間を割り付けること」という言葉も印象に残りました。
「時間を塊としてとらえる」のは佐藤幸枝さんと同じですが、その塊を2時間とするのだそうです。
ドラッカーが言う仕事の成果を上げる能力も紹介してくれました。
①時間を管理する
②貢献を重視する
③強みを生かす
④重要なことに集中する
⑤成果の上がる意思決定をする。
そして時間の管理とは時間からスタートすることで、決して仕事からスタートしないそうです。
仕事が入ってきたら時間を埋めるのではなく、あらかじめ自分で時間をコントロールし、予定を先に決めることです。
また「非生産的な時間を破棄する」ために取る方法は「止める」か「任せる」だと言います。
「任せる」でいい方法は「丸投げ」です。
「丸投げ」すると相手から質問してくるから教えやすく、時間がかかりません。
そうでなく手取り足とり教えると、受け身で聞くので、不完全になるのです。
最初に書きましたように今回のセミナーは「身になる話し」が聞けました。
そしてこの話を実践することが重要だと思います。
そのことは講師の皆さんも口をそろえて言っていたことです。
私も今日から始めます。