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株式会社ヤマチオフィス

起業メンター日記

「楽しむ」という言葉

もうそろそろ夏の甲子園が始まります。

北海道からも2校が出場します。

その1校の選手がテレビのインタービューに応えている時、「オヤッ!」と思った言葉がありました。

甲子園出場を果たしたその選手は「勝っていきたいと思いますが、それ以上に思いっきり楽しみたいと思います。」と話していました。

私は「楽しみたい」という言葉に反応したのです。

ここしばらく「アスリート」とか、「達人」についてのブログを書いていたからでしょうか、この「楽しみたい」という言葉に違和感を覚えました。

「リラックスした気持ちで試合に臨め」という思いから、指導者がそう話したのかもしれません。

しかし、勝負の世界は何よりも勝つという意識以外の意識を持った時はもう既に勝てないはずです。

以前、有名なへアーメイクの人の講演で聞いた話です。

その人は大きな大会に何度も挑戦したけれど、優勝には届かず、その度に一生懸命練習をして次の大会に臨みました。

それでも夢は叶わなかったそうです。

ある時、人から「本当に優勝する気が無いから優勝できない」と指摘され気付きました。

その時に気付いたのは執念の有無です。

一生懸命頑張ろうと思っていたけれど、何としてでも優勝するのだという執念が無かったのが原因だと気付きました。

勝ちにこだわった、絶対優勝するのだという執念を持ち続け、翌年優勝することが出来ました。

この度の女子ワールドカップに優勝した、「なでしこ」も優勝にこだわったと聞いています。

最近は「頑張る」より「楽しむ」という方が時代に合っているのでしょうか。

癒しを求める風潮の中、頑張っている人に「そう気張るなよ」と評する雰囲気があるように思います。

癒しもいいのですが、「頑張る時はどんなことがあっても頑張る」という切り替えが大切です。

「ON・OFF」「メリ・ハリ」「けじめ」を持つことです。

先ほどの北海道を代表する高校、どこまで頑張れるか注目して応援します。

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