その時に表現力不足から「ドリームプラン・プレゼンテーション」を批判するような内容になったかもしれませんが、本意はそうではありません。
その企画や目的は良いのです。
ただ時として、それに適さない人にとって辛い結果になる恐れについて書いたつもりです。
例えば起業して会社経営したいと思っても、その人の性格から言って、無理だと思われる人が時々います。
私は「身の丈起業をしましょう」「無理をしない起業をしましょう」と日頃言って、起業家が1人でも多く生まれればいいと願っています。
それでも、この人は無理だという人はいます。
そのような人には「あなたは起業家に向いていません」とその理由も述べて、はっきり言ってあげる方がその人にとっては大切なことです。
全ての人にとって良いということはありません。
改めて起業について言えば、会社の規模の大小はあるにしても、多くの人はそれなりに起業は出来ると思います。
しかし起業しても全ての人が成功出来るわけではありません。
勿論、成功の程度は人によって違います。
その成功するために大切なのは、起業の時に抱いた夢を持ち続けて、仕事をし続けることです。
時には自分の性格や考え方を変えることも必要です。
そしてその成功をサポートしてくれる人が大切です。
怠惰な気持ちになった時、叱咤激励してくれる人。
苦労して目標を達成した時、褒めてくれる人。
悩んだ時、その話を聞いてくれる人。
そのような人が「アドバイザー」「コンサルタント」「コーチ」「メンター」なのでしょう。
ただもう一つ、より起業家に密接に傍にいてくれる人が必要だと思うのです。
あまりそこまで手厚くすると過保護になってしまうかもしれませんが、「ペースメーカー」という存在もあっていいかもしれません。
ウィキペディアでは「ペースメーカー」とは「陸上競技や自転車競技など中長距離競走において、ある走者に先行、あるいは伴走してその速度を主導する者」と「心臓に対して電気刺激を与え鼓動を促す医療機器」と説明しています。
起業家にとっての「ペースメーカー」とは、私のイメージでは常に心臓に刺激を与え続けるように、起業家に常に刺激を与え続けれる人です。
「アドバイザー」に近い存在ですが、より起業家に近い位置にいます。
少なくても毎日接点を持ち、刺激し続ける人です。
私の知っているところでは、そのような「ペースメーカー」的な仕事をしている人はあまりいないのではないかと思います。
起業を成功させるには「夢・目標を持ち」「正しい考えを身につけ」「強い意志で努力をし続ける」ことです。
私はその環境作りが本当の起業成功支援かと思っています。