一昨日、昨日と望年会が続いて、今日が今年最後になりそうです。
昨日は知人夫婦と牡蠣の専門店で食事しました。
この店は以前にも紹介したことがありますが、いつも混んでおり、予約しなければ入れないところです。
昨夜も70席ほどがいっぱいでした。
この時期は飲食店にとっては書き入れ時です。
どこの店でも入っているはずですが、全然入っていないところもあります。
何が違うのでしょうか。
昨夜の店はメニューも工夫が凝らされ、お客を飽きさせない内容になっていました。
そして知人を連れて行くと、皆が喜ぶ工夫があります。
昨夜私たちの給仕をしてくれた女性は機知に富む対応をしてくれました。
生牡蠣を1セット頼むと、人数に合わせて1つ増やしてくれたり、日本酒を「盛っきり」で頼んでも勢い良く入れてくれます。
その時「一言」言うのです。
「人数に合わせて1つサービスしておきました」
「盛っきり」で入れる日本酒もグラスから溢れさせ、受けの升にもギリギリまで入れてくれます。
その時一言。「本当は升の中間まで入れることになっているのですが、特別です。」
お客は得をしたという気持より、「特別」にしてくれたことがうれしくなります。
このようなサービスはその女性だけがというのではなく、きっと店の考え方としてその位のサービスを認めているのでしょう。
店の考え方と、それをサービスとして接客する人との意思の疎通がうまくいっているからなのでしょう。
美味い料理とお酒、それに自分は特別と思わせるサービス。
これが繁盛するこの店の重要ポイントなのでしょう。