先日知人が来社し、鹿肉の缶詰をいただきました。
売られているのは一部の道の駅だけだそうです。
1缶600円ほどと少し高いです。
その知人はあるところから鹿肉を利用した商品開発、販路開拓等を任されています。
来社された時、相談が1つありました。
鹿の角の利用法です。
鹿の角を使った刀掛とかは映画で見たことがありますが、それ以外で利用したモノはあまり見かけません。
ただ漢方薬としては鹿の角は利用されています。
鹿茸(ロクジョウ)と言って強壮、強精、長寿の薬として使われます。
成長途上の柔らかい角を干したもので、角が伸びきると薬効がなくなってしまうそうです。
しかしこれも薬事法上の問題もありそう簡単ではありません。
簡単なのはアクセサリーでしょうか。
北海道土産を目指して開発するのが、より現実的かと意見がまとまりました。
角の先を切ってアクセサリーにしたモノはもう既にあります。
そしてそれは鹿の角1本から1つしかとれず非効率的です。
鹿の角を輪切りにして数多く作れるものを考えました。
検討の結果2つほどアイディアが生まれ、今度それを試作することにしました。
まだアイディアの段階ですので、ここで書くことはできません。
製品化した時はお知らせします。
北海道は鹿の害が多く50万頭以上いると言われ、鹿による森林・農業被害が増えています。
北海道庁も駆除するように計画を立てていますが、なかなか達成できていません。
ハンターの数が足りないのが原因です。
計画的駆除が出来るようになれば、鹿肉を食肉流通の載せれるようになるようです。
ハンター育成はそう簡単ではありませんので、これからハンター学校の設立も必要になってくるかもしれませんね。