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株式会社ヤマチオフィス

起業メンター日記

学校教育

最近若い人と会うと、どうも「打たれ弱い」という感じがしてなりません。

強く言うと、いじけ、反発します。

優しく言うと甘えます。

特に男性がその傾向が強いように思えます。

最近はセクハラの他にパワハラという言葉を聞くようになりました。

会社の上司がその立場を利用して理不尽なことで部下をいじめる。

これはパワハラです。

でも、叱咤激励もパワハラとなる可能性があります。

目標に向かって頑張っていく時、1人違う行動を取れば注意をし、時には叱ります。

私はこれはパワハラだとは思いません。

しかし今の考えでは受けた側がそう思えばパワハラと認定されがちです。

会社はその目的・目標を共有した人達がそれを達成するために頑張るところです。

その競争相手は世界中にいます。

そこには相手を蹴落としてでも、何が何でも勝ち抜き、生き残ろうとしている「つわもの」がひしめいています。

優しいだけの会社では生き残れません。

先日のテレビで日本体育大学の女子学生の集団行動の練習風景が流されていました。

監督から怒られ怒鳴られ、時には人格否定さえ受けながら、懸命に頑張っている姿を見て感動した人も多かったと思います。

見方を変えればパワハラです。

でも彼女達はパワハラと感じていないようです。

これは受ける本人の意識の問題です。

叱られることに慣れていない人が増えています。

この原因の多くは小学、中学、高校の教育でしょうか。

全てが平等という教育環境で育ち、叱られることも無く、社会生活とはかけ離れた、まるで試験管の中で純粋培養されたように教育を受けます。

しかし社会に出れば、学校の様にはいきません。

不公平、不平等の世界です。

結果パワーに抵抗力のない若者が潰れていきます。

子供時代に、叩かれても、転んでも、「何クソ!」と起き上がって行ける、そんな逞しい子供が育つ教育が大切だと考えます。

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