「報・連・相」という言葉は皆さんご存じだと思います。
「報告」「連絡」「相談」のことです。
この中で一番大切なのは「報告」です。
だから最初に出てくるのです。
「報告は」下から上に向かって行う伝達です。
「報告」以外の「連絡」「相談」は並列的伝達です。
横のつながりの中で行われます。
「部長が課長に報告しました」とは言いません。
この違いをしっかりしておかないといけません。
時として、単なる「連絡」を「報告」と考え、済ましている人がいます。
この間違いは社会経験が少ない若い人が起業した時、往々にしておきます。
起業して従業員を採用した時、仲間意識を強く持ち、友達の様な関係が生まれたりする時があります。
その結果、仕事の「報告」も「連絡」も「相談」も区別なく仕事が進んで行きます。
コミニュケーションを高める思いだけが先行して、ノリで仕事をしています。
それでも最初の内は勢いで上手く行くことはあります。
でも、満足な「報告」がなければ社長は会社の実態を把握することが出来ません。
「報・連・相」
会社では「報告」が一番重要だということです。