社員やアルバイトを採用する時、面接をし、色々検討して「いい人」と思う人を採用します。
しかし、実際に仕事をさせてみると、実力を発揮する人、発揮しない人、また実力そのものが少ない人等、さまざまな人がいます。
会社にとって「いい人」と「そうでない人」が見えてきます。
その時、社長であるあなたは、「いい人」を何を持ってはかるのでしょうか。
一般的には、やる気があり、実力がある人でしょう。
しかし、やる気はあるが、能力が伴わない人はどうでしょう?
もしかしたら、辞めてもらおうとするかもしれません。
でも、それはダメです。
能力はまだ見えていない人でも、仕事が好きでやる気のある人は、たとえ結果が伴わなくても大事にするべきです。
そのような人の多くは会社へのロイヤリティが高いです。
時間がかかりますが、必ず能力を高め、実力が伴ってきます。
また、武田信玄の言葉に、「人は城、人は石垣」と言う言葉があります。
石垣は大きな石ばかりでは積み上げられません。大きな石の間に小さな石が詰められていきます。
小さな石があってこそ、強固な石垣ができ、城ができるのです。
社員は能力ばかりで選んではいけません。