先週の土曜日に盛和塾の集まりがありました。
東北北海道各地にある盛和塾から選出された経営者の「経営体験発表」です。
昨年に続き2回目です。
発表する経営者の中には70歳を越す女性経営者、38歳の若い経営者など8人の発表でした。
私は審査員として前列に座り、発表者1人25分の持ち時間、8名合計200分真剣に聞きました。
各経営者がいかに苦労して会社を経営しているか、迷った時、悩んだ時の思いが話されます。
経営に向かうその真剣さと努力に、頭が下がるとともに感動のあまり涙ぐむこともありました。
各発表が終わると世界大会等の大会で稲盛塾長の前で発表する人を2名の人を選出しなければなりません。
8人の発表の優劣は付けにくかったのですが、最終的には「フィロソフィの浸透」「学びの実践」「経営数字の説得性」の3点に絞って決められました。
発表会後の懇親会でその2人の名前が告げられました。
その2人は壇上に上がり一言話すのですが、2人とも感極まって声が出て来ません。
色々なことが思い上がってきたのでしょう。
2人の内の1人は私達札幌の仲間の経営者です。
彼も泣いていました。
早速奥さんに報告したそうです。
「今頃社員達と祝杯をあげているみたい」と言っていました。
真剣に経営に向き合う経営者達。
そのような人達と時間を共有できたことに感謝します。